総額150万円!? 顔面改造! #整形 #体験談

美容整形体験談と感想、これから行う方へ、自分なりのアドバイスなどをシェアしたいと思います!
長いので全部読みたくない方はメニューからスキップしてください:)

 改造内容

こちら(ノルウェー)の歯医者でマウスピース矯正をしました。
美容整形は問題やトラブルが付き物、歯列矯正は”医療”だから大丈夫という偏見がありましたが、思いのほか矯正の方が、整形より時間もお金もかかり問題だらけでした。
この話はまた後日…。

 

  • 目の下の切らないたるみ取り 金額:約40万円(耐久約15年)

   ↓手術直前に撮った不安いっぱいの顔w
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コンシーラーを塗っても、影になっていて消えないクマが悩みでした。

整形前にいろいろ調べましたが、一説によるとこのクマは手術でしか消えないんだとか…

  • 二重整形(前没方:コスメティックダブル) 金額:約30万円 (取れにくい方法ですが、万が一取れてしまった場合は、無料(麻酔代別)で生涯やり直してくれる契約です)
   中学生の頃からずっとやりたかった二重整形をついにやりました!

金額から私の必死さが見えて恥ずかしい・・・笑
 

時系列で体験記

カウンセリングという名の値段交渉

全体評価としては大満足な整形でしたが、一点だけ、引っかかることがありました。それは、「カウンセリング」っという名の値段交渉です。整形は完全保険適応外、私立病院なので、病院側としては少しでも高い施術やオプションをつけて欲しいところ。私の場合は事前にネットで沢山調べていたので、心構えが出来ていましたが、

  1. 最初に提示される金額が、ネットで見ていた金額よりあまりに高額すぎて驚く
  2. 高額で、やめようかと迷いはじめたら、安い値段を提示されるので「同じ手術をうけるのに、安くするってどういうこと?安全性は?じゃあさっきの金額はなんだったの?」などの不信感を抱くっという状況に陥る人も少なくないのではないかと思います。

私の場合、手術に至るまで3時間くらいはカウンセリング(診察)に時間を費やしたような気がします。一番最初は、カウンセラー、次に先生、最後に看護師の順でカウンセリング(診察)を受けます。悪く言うと、「患者さんをさばいている」流れ作業感もありますが、良く言うと、要領よく、スムーズです。また一方で、それぞれ丁寧・親切に「わからないことはないですか?なんでも聞いてくださいね」っといった対応していただきました。基本的に3回のカウンセリング(診察)で話す内容は一緒です。手術にはリスクが付き物である上、手術後には顔が腫れるので、相違がないように最後まで何度も確認するのは確実且大切なことなのだろうと感じました。私の場合、最初に二重と目の下のたるみ取り、合計で100万円ちょっとで提示されました。

二重手術5千円からとか1万円からっていう広告の真相…。

6種類くらいの二重手術コースから選べるようになっているのですが、少なくとも私が手術を受けた病院(先生)では、結局のところ一番高額(30万円ほど)のコースしか、現実的ではないようです。普段は、節約魂の塊の私ですが、今回に関しては、クオリティーと安全性を最も重視していたので、金額関係なく一番良いコースを選ぼうと思っていました。しかし、値段交渉のおり、「腫れても取れてしまっても良いから安いコースにしようかな・・・!」っと言っても「二重の手術は数回までしか出来ないので、初めから強力で糸が取れずらいコースにした方がいい」「患者様の理想の二重の形にするのであれば、一番上のコースでないと出来ない」っと言われ一番高額なコースで手術をうけることになりました。

 

それじゃあ何のために他のコースはあるの…?

私からすると、施術自体、十分に30万円の価値を感じましたし、最初から覚悟を決めて来ているので、金額はあまり気にしていません。
選択できない安いコースを掲げていると、ただの客引きに見え、初めからメニューに載せない方が信用度は下がらなくて済むのにと思いました。

値切り開始!

100万円の見積書には、コッテコテにオプションがつけられていました。

  • 術後に「腫れを早く引かせる」飲み薬?約5千円
  • 美容ドリンク約3万6千円
  • 目元ケアセット約6万円

をカット・・・。
手術に関係ない3万6千円の美容ドリンクがデフォルトで見積書に入れられている時点でちょっとドン引きますよね・・・笑

さらにモニター価格にしてもらい、遠方からということで飛行機代1万5千円を現金でキャッシュバックしてもらいました。(←※すごいように感じるけど○十万円分の1万5千円です笑)

結果全て合わせて最終金額が73万円(−1万5千円)になりました。

手術準備 

目の下のたるみを取ったあとは、太ももから脂肪をとって顔に注入し、平になるようにします

ももの付け根から切って脂肪を取るので、ほぼ履いてないのと同じくらいの紙パンツを履かされます

施術前にカルテ用の写真を撮られるのですが顔はもちろんスケスケの紙パンツもアップで撮られます

拒否することをも可能ですが、拒否した場合、術後に何かあっても、保証してもらえなくなります

 

痛みについて

 

二重手術に関しては痛かったです。最初の麻酔の注射が一番痛い。(涙が自動的に流れる)
その後は針が刺さる時も痛みが少しあります。
あとは引っ張られている感覚や目蓋を引っ張って裏返されてるという感覚が気持ち悪かったです。

手際の良い先生を探して選ぶことがいかに重要かと思いました。

今回手術をしていただいた先生は、要領の良い方で、手術前に私の好きな音楽をかけてくれ、上手いタイミング(少し痛いなっと思ったところで)で話しかけて「ノルウェーは寒いですか?」など、質問してくれたので、痛みや「グロい」っと感じる時には先生との会話に意識を向けて気を紛らわすことが出来ました。縫い終わった後に、「はい、瞑って〜。開いて〜。うん、大丈夫ですね」っと言った具合でバランスの確認などをするのですが、その間目から長い糸が出ているのがわかります。

 

 

目の下の脂肪切除とももから脂肪を抜き取る間は麻酔で眠っているのでなにもわかりません。

 

針は見えるの!?

手術前から「まぶたに差している針は見えるのか?」っということが気になってビビっていました。
そして見えるのなら、反射的に動いてしまって危ないのではないかと思っていました。
術前に看護師さんに質問すると、「手術中は自分の鼻を見るような感じで下を見るようにしてください。そうすれば大丈夫です。」とのことでした。実際に手術を受けた感想としては、

  • 手術用ライトが眩しくて真白。むしろ目玉がどこを向いてるかわからない。

  • おそらくまぶたを引っ張られすぎて、もはや黒目が下瞼の下にいっていて何も見えていない

っといった感じでした。
手術中
私:「目ん玉どこ向いてるかわからないですね笑」
先生:「ちゃんと下向いてるので大丈夫ですよ〜」「ノルウェーは寒いですか〜」
っといった会話もありました笑
おそらくまぶたを縫われながら他人と会話するという体験は人生最初で最後だろうと思います・・・笑

麻酔と意識


前述した通り二重の手術中は笑気麻酔をしますが、意識があり、先生とおしゃべりしながら手術をしてもらうような感じでした。
昔歯医者で働いていた母から、笑気麻酔をした患者さんが歌い出したりしたっというエピソードを聞いていたので、どんなふうになるんだろうと半分楽しみな気持ちでした。
笑気麻酔が始まると、「鼻で深呼吸してください」っと言われて、ゆっくり深呼吸していると、かなりクラクラしました。「大丈夫ですか?」っと言われ「クラクラしてきました〜」っと言うと、少し弱めてくれていたようですが、あまり強く鼻からすいすぎるとかなりクラクラ酔っぱらったような感じになり、逆に「私このままどうなっちゃうんだろう〜」っと言う不安感を覚えたので、実際のところあまり鼻で呼吸しないようにしていました。
なので笑気麻酔の効果があったのかどうか、私にはわかりませんでした。

二重の方が終了すると、点滴の薬を変えて眠る麻酔を投与されます。
麻酔を投与されておそらく10秒~30秒くらいたち「これ、どれくらいで眠るんですか?」と私が聞くと、
先生が「もうまもなく・・・」と言ったのと同時に「です」が聞こえるか聞こえないかのところでグワンっと自分が落ちていったのか、世界が回ったのかわからない感覚に。(学生時代、寝てはいけないと思いながら居眠りしてしまう時に教室がグワンっと回ったような感覚に陥る時ってなかったですか?そんな感じです)落ちた勢いと同時にすごく綺麗な幻想を見ていて、アジア系の赤い模様のテキスタイルでできた大きな真四角の箱がカーブになって続いていて、そこを落ちた勢いをそのまますごい速さで通り抜けていました。
手術してくれた先生が中国人の先生で、(育ちは日本)手術中に中国語の音楽を聞いていたので、その影響かもしれません。

つまりぶっとんだのだと思います笑

なぜ沢山のアーティストたちがドラッグなどに走ってしまうのか、身をもって実感しました。
とても綺麗な幻想で、エキサイティングな体験だったので、今後道を誤らないよう注意します・・・笑

後日この体験を家族や友達に話しても、麻酔で幻想を見たことがある人は誰もいなく、私が麻酔に弱かったのか、薬の種類によるのか・・・
そこのところはいまだ未解決です笑

私の意識が戻ったのは手術の後半だったのか、「脂肪の摘出は終わりましたよ〜」などと言われた気がします。が、その時はかなり寝ぼけたような状態で、私が見ていた夢(幻想)を説明したり、知ってる限りの中国語で会話を試みたりしていました汗(黒歴史。麻酔恐ろしや)そして、中国の音楽を聞いている先生に対し、「Little appleが聞きたいです。Little apple...」っといってまた眠ったような気がします。

もう一度意識が戻ると、ベッドの背もたれ部分を起こされて、座った状態で顔に脂肪を注入されます。
「Little apple聞きたかったんだっけ?」っと言われてかけてくれました。
場所によって痛みがあるのと、長い針を顔に刺されているところが見えてグロいのですが、その時にはもうそれどころじゃないと言うのか麻酔の影響でぼーっとしていたせいか気になりませんでした。

Little apple とは、数年前に海外のネットで流行った中国の曲なのですが、
この曲のMV、整形に失敗した女性が「キャー!!」っと叫んだところから前走が始まります・・・笑
帰ってから気づいた・・・笑
ブラックジョーク。

 

ダウンタイム経過

病院からは点眼と飲み薬の抗生物質と痛みどめをもらいました。
抗生物質は確か1週間分飲み切りで痛み止めは痛い時だけだった気がします
痛み止めは初日に摂取したほどで、術後に特に痛みを感じることはありませんでした。
術後2日間はずっと何もせずひたすら頭を高くして横になりアイスノンで冷やしていました。

手術直後:病院にて
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次の日:朝目覚めると目脂で目が開かなくて焦る
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3日目:まだまだ目脂地獄。
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4日目
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1週間後:あざの色が濃くなってきたけど、治っている証拠!
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その次の日:黄色くなってきた!
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2週間後:大体これで完成かなと思う判明、目の下の出っ張りが気になり少し不安に。
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術後3週間ほどで再び病院へ行き、問題がないかなどチェックしてもらいました。
目の下の出っ張りが気になることを伝えると、マッサージをすれば注入した脂肪が吸収されますとのことで、言われた通り、マッサージすると一瞬で消えました。

完成!
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病院/先生の選び方

有名な病院だから大丈夫。っと思わず、病院の名前よりかは自分がしたい手術が得意な先生を選ぶことが大切だと思います。私もブログやアプリの口コミで、数年に渡りリサーチをし、上手な先生にやってもらってよかったと思っています。
 

整形依存症に…!?

私が整形すると決めて、身の回りの人に一番心配されたのが、「整形依存症」
正直自分も、「自分が依存症になるとは思えないけど…一度やると、"頭ではダメとわかっていても辞められない…!"なんてことになるんだろうか…?」っという不安がありましたが、1年たった現在、全くそんな気はありません!
 
実は言っていないだけで、かなり多くの人が二重手術などを中心に整形をしていると思います。その人数からして、依存症になってしまう人はほんの一握り。テレビやメディアで騒がれているので、整形=依存っという強いイメージがあるのかもしれません。

また、私がどうして依存症にならなかったのかっということについて少し考えてみました。

依存してしまう人の中には
「アイドルや芸能人のこんな顔になりたい」
「お人形のようになりたい」
「他人にブスと言われたから見返したい・周りからの評価を変えたい」
っという風に考えている人が多いのではないでしょうか。

当然他人と全く同じ顔になることは出来ないので、終わりのないゴールを目指して手術を繰り返すことになってしまったり、不自然なくらいに整形すると、バランスが悪くなり、他の場所も手術したくなったりしてしまします。

私の場合は、テープが見えてしまうアイプチではなく、自然な二重にしたいっという気持ちで手術を受けたこと
また、手術後に、家族、友達など身の回りの人との関係が全く変わらなかったことに嬉しいと感じたのは、他人からの評価を変えたいという目的ではなかったからだと思います。

整形とは全く自己満足な世界だということを初めから理解しておくのも大切なのかもしれません。
 

人にも勧めたい?

整形に限らずどんな医療行為にもリスクがあります。
手術をしないと健康に影響する訳でない限り、人に進めることはしたくはありません。
ただ、一種の賭けに出て受けた整形手術、私の場合、結果は大満足で、少しだけ自信も付いたし、支払った金額よりも満足度は高いです。
どうしても整形をしたいというのであれば、自身でリスクを理解し、覚悟を決め、よく調べ、お金をためて、一歩踏み出してみるというのもありだと思います。
ずっと悩んで時間を過ごすことに比べ、そういう選択肢もあるというのは良いことだなと考えています。

これから整形する人へアドバイスしたいこと

 

  • 二重のデザイン
二重手術をする時は手術前に先生とプッシャーを使いながら相談して決めます。その一瞬で一生の顔を決める訳なので、幅、食い込み具合、形など、予め自宅でも試してから病院へ行くことをおすすめします
  • 小さいアイスノン200円を二つ買わされた
ケーキ屋さんで無料でもらえるような小さなアイスノン。
術後はとにかく冷やすよう言われるのですが、終わってすぐ
「冷やしながら帰った方がいいと思います。1つ200円で購入できますが買って行きませんか?」っと言われました。
正気だったら節約魂で絶対に買いませんでしたが、麻酔が完全に切れておらす、ボーッとしていて判断力もなく、購入。
「ホテルに帰ってからかわりばんこで冷凍庫に入れるようにもう一つあった方がいいですよ。」っと言われ、流石に「コンビニかドラッグストアで買うので大丈夫です」っと行ったのですが、「コンビニとかだと凍ってない場合もありますし」と言われ面倒くさくなって400円支払いました。
ホテルなどではなく、自宅から行く場合、ギンギンに冷やしたアイスノンを持っていけば買わずにすむでしょう。
73万円分の400円。もういいやっと思いましたが、73万払った患者さんから最後の400円までしっかり絞り取る…恐ろしや。
  • 2万円の高級クリーム。。。
前述したように、カウンセリングにてオプションというオプションを外してもらったのですが、「シワを伸ばすためのクリーム」っというクリームに関しては、「せっかく手術したのにシワになってしまうかもしれないし」っと言われ、何度か聞いても外してくれなかったので、(他のオプションは外してくれたのに、これについては頑なっということは、これがないと本当に仕上がりに影響する薬なのか。しょうがない。)っと思ってしまった私。
実際受け取ったクリームは薬のクリームではなく、高級美容クリームでびっくり!!
確かに良いものなのだとは思いますが。。。
さらに、実はこれだけの大金を使うと、クリニックのポイントが1万円近くたまっています。当日は利用できないのですが、2回目に病院へ行った時に利用することができました。
どうしてもそのクリームが欲しければ、そのポイントを利用して安く購入することもできました…!
  • 生理用品をコンビニへ買いに行かなくては行けなかった
手術の際は、紙パンツに履き替えなければいけないので、
生理だった場合、タンポンを入れなくてはいけません。
持参していく方が便利です。
  • 着圧スパッツ
脂肪吸引をした後は、とにかく吸引した箇所を圧迫しなければいけないそうで、膝上までの長めの矯正下着のようなスパッツを3000円で購入しなければいけませんでした。
事前に知っていれば、サンキやしまむらなどで、安いものを購入して持参して行った方が良いかもしれません。 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
長くなってしまいましたがこれが私の整形体験記です!
私も整形前にネットで調べていろいろ気になっていたことや、手術前に知りたかった!っというちょっと細かいことまで書いてみました。
これから整形を考えている方のお役に少しでも立てれば嬉しいです。